アスペルガー症候群と高機能自閉症
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アスペルガー症候群は自閉症スペクトラムの3つの特性、社会性の欠如、コミュニケーション能力の欠如、想像・思考力の欠如が見られるわけですが、知能の発達の遅れはなく、言語の発達の遅れも見られません。
高機能自閉症は自閉症の3つの特性が3歳くらいまでに見られるものの、知的発達の遅れは伴わないことを言います。
言語の発達の遅れが見られるにも拘らず、知能的には正常な範囲に入るのが特徴となっています。
アスペルガー症候群と高機能自閉症の違いは、3歳までに言語の発達の遅れが見られるかどうかによって決まるわけですが、この違いは、世界的診断基準であるアメリカ精神医学会の診断基準第4版(DSM‐W‐TR)や世界保健機関の国際疾病分類第19版(ICD‐10)によって明確になりました。
しかし、両症状を厳密に区別すべきかどうかについては、医学研究者の間でもその意見は統一されていません。
両者を厳密に区別して考える必要はないという医師もいれば、そうでない医師もいます。
アスペルガー症候群と高機能を含む自閉症を区別するかどうかについては、これまで、臨床的な特徴の違い、神経心理学面からの違い、神経科学的な面からの違いが比較研究されてきました。
しかし、アスペルガー症候群と高機能自閉症とを区別する報告はまだありません。
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