アスペルガー症候群の対応
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アスペルガー症候群を、根本的に治療する方法や薬はまだありません。
アスペルガー症候群の人たちへの対応の仕方は、医療的な支援と教育面での関わりを同時に進めていく「療育」と呼ばれる方法で行われていきます。
もちろん、アスペルガー症候群の子どもたちに対する療育方法も絶対的なものは存在しませんが、幾つかの療育方法を組み合わせることによって、子どもの持っている様々な能力を引き出してゆくことができます。
まず、世界中で行われている療育方法は、アメリカのエリック・ショプラーの開発したTEACCHと呼ばれるプログラムです。
両親と協力して、子どもの個性を尊重しながら9つの基本理念に基づいた支援を行ってゆきます。
写真やイラストなどを用いて、部屋や空間の「視覚化」「構造化」などの対応を行い、説明を聞いて言われていることを理解するのが苦手なアスペルガー症候群の人々の弱点を、補うような支援が行われます。
他にも、アスペルガー症候群の人々も含め自閉症スペクトラムの人々が捉えにくい、時間という概念を補うため、一日の予定を作り、それをスケジュール表にして援助するという方法も行われます。
アスペルガー症候群の人々は、決まった行動パターンに従うことを好むため、予定が決まっていることは非常に大きな助けになります。
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